こんにちは!最近やっと寒さも和らいできて何かと調子が出てきたのび太です(笑)
今回はスバルが誇るハイパフォーマンスセダン、WRX STIの試乗に行って来ました!
WRXと言うのは先代インプレッサのスポーツグレードに付いていた名前で、先代のマイナーチェンジの際インプレッサの名前が外れてWRX STIという名称で販売されていたのですが、本モデルにフルモデルチェンジ時に新たにインプレッサとは独立した車種として誕生したモデルであります・・・結構ややこしいですね汗
STIとは、スバルのモータースポーツ部門を担う会社、スバルテクニカインターナショナルの略であり、主に本格スポーツモデルにのみ付けられている名称で巷のスバリストから熱狂的な支持を受けているブランドでもあります汗
長年のライバルであった三菱のランサーエボリューションが生産終了となってしまった今では、国産4輪駆動のハイパフォーマンスマシンとして独壇場とも言える地位を築いています。
ドリキンこと土屋圭市さんによるWRXのマイナー前後モデルの比較動画です。
マイナーチェンジでの変更点も解説されています。
WRX STIのグレード体形は?
現在グレードは2種類存在していて、ベースグレードのSTI、よりスポーツ仕様に特化したタイプSが設定されています。タイプSの専用装備と致しましては・・・
・19インチアルミホイール&245/35R19タイヤ(標準は18インチアルミホイール&245/40R18タイヤ)
・ビルシュタイン製ダンパー(標準はKAYABA製)
・コールドウェザーパック[フロントワイパーデアイサー/フロントシートヒーター]
・トランクリップスポイラー
・運転席&助手席8ウェイパワーシート付レカロ社製フロントシート(オプションで選択可)
となっています。
両グレードの価格差は
STI 3,866,400円
タイプS 4,060,800円
と約20万円となっており、装備を考えるとタイプSはお得と言えますね。
今回の試乗モデルのSTI タイプS、色はスバルのイメージカラーでもあるWRブルー・パールです。
この全体のフォルムが如何にもガンダムチックというか、メカメカしい筋肉質な感じでたまりませんねぇ~(笑)
まさに男心をくすぐる至高の車といった感じでしょうか・・・
そしてタイプS専用の19インチアルミホイールです!ちらりと除くブレンボキャリパー(STIって書いてある)がそそりますw
・・・というかマイナーチェンジでこのキャリパーの色味になったのですが、ポルシェのハイブリッドモデルに装着されるキャリパーとダダかぶっていると思うのはのび太だけでしょうか?・・・
(参考までにポルシェ パナメーラハイブリッドさんのブレーキキャリパー)
そしてこのインプレッサ時代から続く定番の大型スポイラー!っと言いたいところなのですが、前回のマイナーチェンジからオプションになってしまったんですよね~。
この車両はオプション装着車ですが、タイプS標準ではちっちゃなリップスポイラーがちょこんと付いています。
こちらは運転席周りの内装です。スバルはトヨタに比べて内装の質感が~なんてよく言われますが、そんなにチャチな感じはしないですね。雰囲気は正にスポーツカーといった感じで、センターのブースト計の液晶だったりアルミペダルだったりとスパルタンな印象が強いです。
こちらは後席です。4ドアセダンだけあって乗り降りもラクラクでスペースも十分です。本格スポーツカーなのに日常の使い勝手も良いというのはポイント高いですよね。
そしてこちらも必要にして十分なトランクスペースです。ゴルフバッグ3個位入りそうな余裕があります。
早速試乗!
WRX STIの参考スペックです。
水平対向4気筒 2.0ℓ DOHC 16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ
最高出力:308ps(227kW)/6400rpm
最大トルク:422Nm(43.0kgm)/4400rpm
車両重量 1490kg
もうスペックを見ただけで公道では持て余す事請け合いです汗
走り始めてみると結構ステアリングが重めな事に気づきます。なんでも高速域でハンドルが軽くなり過ぎないように油圧式にしてあるとの事。足回りもビルシュタインのダンパーが効いているのかゴツゴツとした硬い印象で、この車が普通のセダンではない事を改めて感じさせます。
2,000回転を超えた辺りからのトルクの立ち上がりが強力で、法定速度などあっという間に超えてしまう勢い!
とても公道の試乗で踏み込んでいける代物では御座いません汗
と言っても現代の車らしくトルクバンドも太めな事もあり、運転自体はマニュアルでも楽な方でピーキー過ぎて扱いずらい印象はありませんでした。
試乗はあっと言う間に終了・・・あぁ~こういう車はサーキットに行って乗ってみたい(-_-;)
WRX STI タイプS 見積もり
車両本体価格 4,114,800(大型リアスポイラー 54,000円分含む)
付属品価格 280,000
販売諸費用 393,481
支払総額 4,788,781円
となりました。
付属品内訳は
スバルナビパック カロッツェリア 271,836
ETCセットアップ 3,240
パイオニアスピーカー 42,120
フロアカーペット 36,180
オプション値引き額 -83,676
です。
確かに総額だけ見てしまえば高いな~となるかもしれませんが、これだけのスペックと走りを誇る車が新車で500万を余裕で切るなんてむしろバーゲンプライスなんじゃないかと思います。
同じようなスペックの欧州車なんて買おう物なら更に2、300万は積まないといけませんからね~
しかも今となっては前輪駆動のシビックタイプRよりも安いという・・・一昔前では考えられません(笑)
それとWRXにはもう一つS4というモデルがあるのですが、こちらはトランスミッションがATでアイサイトなど各種安全装備も付くのですが、リセールの事を考えるのなら断然STIの方が良いですね。
もうスポーツカー選びの定石みたいなもんですが、やはりマニュアル車の方が人気(需要)がありますし、新車時の価格差を考慮してもSTIの方が価格の下落幅が緩めです。
もう生粋のスバリストなんてSTIの車しか興味ないですからね・・・w