こんにちは!最近すっかり寒くなってきて、気づいたらコタツで寝てる病が再発し出したのび太です汗
今回はトヨタが誇る最高級SUVであるランドクルーザー200のこれまた最上級グレードであるZXの試乗に行って来ました!いや~久々緊張する部類の車格の車ですね(笑)
現行モデルであるランドクルーザー200は2007年9月から登場しており、現在に至るまで前期型、中期型、後期型と2回のマイナーチェンジを行っています。
そして今回試乗します後期型は2015年8月にマイナーチェンジが行われ、フロントフェイス&テールデザインの変更、ヘッドライトのLED化、ホイールデザインの変更、内装主にセンターコンソールの形状変更などが行われたモデルになります。
・・・というか登場から10年以上、マイチェンしてからも2年以上とスーパー末期モデルのレポートを今更して需要あるのかという一抹の不安も過りますが進めていきたいと思います汗(7月に小変更入ってるからイイよね・・・(;´・ω・)
グレード体系はどうなっているの?
ここで簡単に現行ランドクルーザー200のグレードについておさらいしますと・・・
・GX・・・一番安いグレードです。しかし装備はほとんどドンガラ状態でそのままだと17インチスチールホイール、ウレタン巻きステアリング、リアシートのターン&スライド機構くらいしかついてません。アルミすらオプションです。しかし後期型からセーフティセンス等の安全装備、クロールコントロール、マルチテレインセレクト等のオフローダー装備が標準になっています。
・AX・・・ここで初めて18インチアルミホイールが標準に。フォグランプや電動格納ミラー、本革ステアリングなど質感アップな装備が標準装備となります。ヘッドライトのLED化もこのグレードから。
・AX Gセレクション・・・本革シート&シートヒーターが標準で付きます。更に油圧式のスタピライザーやハンドル切れ角を自動調整する装置などハイテク装備が標準で付いてきます。
・ZX・・・言わずと知れた最高級グレード。アルミが専用の20インチになり、車高を上げ下げ出来る機能が追加。セカンドシートの電動スライドやサードシートのセミ電動跳ね上げ機構、エクステリアのメッキモールやリアスポイラーの追加など高級感を重視した内容になっております。
更にZXではリアパワーバックドア、リアエンターテインメントシステム(バックレストモニター)、18スピーカーのプレミアムサウンドシステムなどまさに贅を尽くしまくったオプションを選択することもできます。
ランドクルーザー200の本場(笑)中東向けのCM動画です。
・・・だいぶ誇張した演出になっていますねwのび太の場合キズが怖くてプラド以上にこんな走りは出来ないとおもいます汗(日本仕様にはこのエアロは付きません!)
展示してあったZXです。後期フェイスかっこいいですね~。米国トヨタのタコマやタンドラを彷彿させる迫力満点のグリルで御座います。いや~近くで見るとデカい!以前乗ったハイラックスもデカかったのですがランクルの場合幅が2メートル近くあるので更にデカく感じます。
横から見てもデカい汗、全長4950mmと5メーター以内ではありますが、高さが1880mmと高いのでますます大きく感じます。感じますというか本当にデカいです、はい(;´・ω・)
内装は超ゴージャス!プレミアムナッパの本革はもちろんですが、ナビもデカいしコンソールにはクーラーボックスまで付いています(オプション)
7月の一部改良で乗降時にステアリングが邪魔にならないよう自動でスライドする機能が追加されています。
後席にはリアエンターテイメントシステムのモニターが装着されています。これだけでハイスペックパソコン並みのお値段です汗
やはりプラドより室内スペースがある分後ろも広いですね~、ただサードシートはおまけ程度に思った方がいいかもしれません。結構狭いです・・
ZXはリアにスポイラーが付く事がポイントですね。
オプションのパワーバックドアは上半分だけ開きます。車高が高いので閉めるボタン押すのもちょっと一苦労汗
3列目シートを跳ね上げれば広大なスペースが生まれます。アウトドア用品積んでも余裕ですね~
早速試乗!
ランドクルーザー200の参考スペックです。
Ⅴ型8気筒DOHC 1UR-FE 4608㏄
最高出力(PS)/r.p.m.(318)/5,600
最大トルク(kgf・m)/r.p.m.(46.9)/3,400
車重 2690kg
エンジンはレクサスLSに搭載されている物と同じですが、車の性格に合わせトルク重視のセッティングがなされており、最大トルク46.9と非常にトルクフルな内容になってます。
走り出してすぐに分かるのですが、いかんせん車重が非常~に重たいです汗。本格的なラダーフレームを採用して剛性面でも極限まで高められた車なので致し方ないですが、走り出しのもっさり感は否めません。
しかし318馬力のⅤ型8気筒エンジンの出力は強力で、重たい車体をグイグイ引っ張って行ってくれます。ATは現代主流の多段ATでは無く一昔前の6速ATなのでちょっと加速のスムーズさは欠けますが、動力性能で言えば問題ないレベルです。
あと乗り心地は最高ですね~、雲の上を進む感覚というか、車内の静粛性も抜群なのでとても快適です。
本格SUVなので当たり前ですが、アイポイントが高く見切りも良いのでハイラックス同様意外と乗りやすく感じました。しかし車幅は1,980mmとドアミラーを合わせると軽く2メートルを超えてしまいますので、駐車の際などはやはり気を使いますね~汗
今回も普通の一般道の試乗なのでマルチテレインセレクトやクロールコントロール等のオフローダー装備は試せず・・・残念(´・ω・`)
でも使ってみて便利だと思ったのが車両の周辺情報がモニターに映し出されるマルチテレインモニターですね。自車から全く死角になっている部分もモニターでチェックできるのでなかなか便利でしたよ!
ランドクルーザー200 ZX 見積もり
車両本体価格 6,836,400
メーカーオプション価格 1,109,160
付属品価格 177,228
販売諸費用 457,767
支払総額 8,580,555円
となりました。
メーカーオプション内訳は
パール色 32,400
ルーフレール(ブラック) 32,400
T-コネクトSⅮナビゲーションシステム 771,120
リアエンターテイメントシステム 147,960
パワーバックドア 108,000
寒冷地仕様 17,280
です。
付属品内訳は
サイドバイザー 32,400
フロアマット(エクセレント・8人乗り用) 69,120
赤外線カットフィルム(スモーク) 30,240
盗難防止機能付きナンバープレート(プレステージ) 8,748
キー付きホイールナット 10,800
ウェルカムライト(運転席・助手席) 25,920
です。
Oh・・・さすが最上級のZX、庶民がおいそれと手を出せる代物ではありませんね_(:З」 ∠)_
ちなみにやたらとメーカーオプションが高騰している原因ですが、ZX専用のナビゲーションシステムつけてるからなんですよね。
一言でナビゲーションシステムといってもこのオプション一つでプレミアムサウンドシステム、マルチテレインモニター(フロント+サイド、リアカメラ)を兼ねているので決してナビだけべらぼうに高いわけではございません。あとこれを付けることによってSUV特有のダッサイキノコミラーを付けなくていいので、実際多くの方が専用ナビを選んでいるのだとか。
値引きに関してものび太が行った時は、この見積内容なら車両本体+メーカーオプションの値引きを合わせて30~40万以上行けるとの事でした。モデル末期という事もあり結構値引きしてくれるんですね(´゚д゚`)
ランドクルーザー200 ZXのリセール情報は?・・・
やはりSUVの頂点に立つ車だけあってこのランクル200も非常にリセール高いです。やはりというか特にこのZXは別格で中古車情報サイトなんかで見ても「これ新車と変わらない、いや新車より高いじゃん!」という物件が非常に多いです。
そこで改めてディーラーの方に高リセールに結び付く仕様を訪ねてみました・・・
・色の人気は黒が一番でパールが続くそう
・サンルーフ付きの車が評価されやすい
・輸出の需要も考慮するならルーフレールや寒冷地仕様も付けた方が良い
・ナビゲーションシステム搭載車やリアエンターテイメントシステム付きの車も人気がある
・モデリスタ系のエアロも高評価
といった具合です。
グレードもZXが一番相場が下がりにくく、AX、AX-Gセレクションと高リセールだがGXはやめたほうがいい、GXをかうならプラドのTX-Ⅼを買った方が損失が少ないという事でした。
・・・とここまではランクル200はリセールが高い!というお話だったのですが今現在として
もうすぐランクル300の登場も控えている事と、今はより上級のレクサスLXがあるので少なからずそちらに需要が流れてしまった事もあり今の相場が続くかはわからないともおっしゃっていました。
最後にここまで長々と書いてきましたがいかがだったでしょうか?
やはり国産最高クラスのSUVという事で乗り心地も最高でとても快適でした。
お値段はそれなりにしてしまいますが、所有する満足感というのは格別ではないでしょうか?
というか早く300出ないかな~、もう今から300が気になってしょうがないのび太です汗