こんにちは!天気予報を見ずに洗濯し干して外出したら見事に雨が降ったのび太です!もう一度洗濯中です!
今回はアルファロメオのコンパクトカー・・・いやスポーツカーかな?のジュリエッタの試乗です!
大きさ的にはCセグメントに当たる車種で、アウディのA3やマツダのアクセラ何かと同サイズの車になります。
という事で近所のフィアットに行ってきたのですが、最近のフィアットの顔ぶれって凄いですね~
何故かジープとかアメ車が置いてあるな~と思っていたら、いつの間にかアメリカのクライスラーと統合してフィアットクライスラージャパンになってたなんて知りませんでした。
可愛らしいフィアット・500やパンダの群れにイカツイクライスラー300が一緒に並べてある様は何とも異様な光景でした(笑)
今回ジュリエッタの試乗車に何と最上級グレードの VELOCE(ヴェローチェ)があったので勿論そちらを指名!やったね!
現在ジュリエッタには3つのグレードがあり、下位グレードに当たるスーパー、スーパー パック スポーツと最上級のヴェローチェがあるのですが、このヴェローチェは積んであるエンジンも別物になり、専用アルミや専用サスペンションなどよりスポーティな装備が与えられています。
エンジンはあのアルファロメオが誇る変態スーパーマシン4Cに搭載されているものをジュリエッタ向けにチューンされた物を積んでいます!!
スペックは
直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボ排気量1,742cc、最高出力240馬力/ 5,750、最大トルク34.7/2,000とコンパクトサイズに似合わないどえらい出力!!
因みにスーパー パック スポーツ以下のモデルは直列4気筒 マルチエア 16バルブインタークーラー付ターボ排気量1,368cc最高出力170馬力/ 5,500、最大トルク25.5 / 2,500とこちらも十分な数値。
現行モデルの登場は2010年とこれまた末期もいいとこですが、そんな事は気にしません(リサーチ不足です汗)
早速内装チェック!
・・・むぅ~何か地味だな~(笑)
何かもっとイタらしい情熱感溢れる内装?を期待していたのですが、価格帯は完全に高級車何ですが何というか一昔前のスポーツカーと言うか、安っぽいとまでは言いませんが地味目な内装でしたね。
ジュリエッタヴェローチェの公式インプレッション動画です。エキゾーストサウンドはあまり伝わりませんが内装の雰囲気はこんな感じです
ディーラーの方も車格はあるのだからもうちょっとライバルのドイツ勢を意識した高級感が欲しいと言っていましたが、この先アルファロメオはマセラティにも劣らぬ高級ブランド路線にシフトするそうなので今後に期待であります汗
早速試乗!
エンジンを掛けてみると・・・ってエンジン鍵回す奴か~い!プッシュスタートじゃないのね~・・
とここでも末期感がでましたがそこはアルファロメオ、ブォイーーーン!!と吊るしの国産車ではまず聴けないであろう乾いたエキゾーストサウンドが車内に響き渡ります。これは完全にスポーツカーですね!
車重は1440キロとやや軽快とは言い難いですが、ステアリングフィールなどはどっしりとしていて、程よい硬さのサスペンションも手伝い乗りにくさといったものは感じられません。
アクセルを踏み込むと出力の割に出だしがもっさり目というかターボラグのような物はありますが、それを抜けると非常にトルクフルでぶっ飛んだ加速をしていきます。
DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の変速もスムーズで変速のショックもありません。
ホイールサイズは18インチと結構デカ目ですがコーナリングで結構踏ん張ってくれるのは安心感がありますね!
そして何より4Ⅽ譲りのエンジンが絞り出す怒涛の加速!レーシングカーのような唸りと共にシートに押し付けられる加速感は素晴らしいです!
加速時はモード切替でダイナミックを選択しましたが(というよりディーラーの方が勝手に入れてたw)
あの加速感はAMGのA45以来かな?それ位の衝撃でしたね。
車重1440キロのジュリエッタであの加速なので車重900キロの4Ⅽなら・・・恐ろしや~www
アルファロメオ ジュリエッタ VELOCE 見積もり
車両本体価格 4,244,400
付属品 77,760
イージーケア+延長保証 20,880
販売諸費用 311,400
支払総額 4,834,440円
となりました。
付属品内訳は
フロアマット 29,160
ETCセットアップ 21,600
ドライブレコーダー+取付工賃 27,000
です。
今回も最上級グレードなのでお値段お高めですが、下位グレードのスーパーなら3,769,200円から、スーパー パック スポーツは3,877,200円からと・・あんま変わんないですねw
といっても同じエンジンを積むスーパーエクストリームアルティメット変態スーパーカーである4Ⅽは実用性皆無の完全趣味車である上にお値段8,490,000円からと非常に高額なので、似たようなフィーリングで4ドアで荷物も詰めるとなるとこちらを選ぶしか無いでしょう!
変態スーパーカーでお馴染みの4Cさん
最近のイタ車は故障もめっきり減って電子制御も増えてまるでドイツ車のようだ!とお嘆きの方もいらっしゃるようですが、エクステリアしかりこの乾いたエキゾーストサウンドしかり、このジュリエッタにはしっかり宿っておりますぞ~!
街中に溢れた平凡なドイツ車は嫌だ!というそこのあなた・・・情熱溢れるイタリア車、楽しいですよ!!